近代において多量の知識を必要とした科学者においては、老人は既に学会の淘汰を生き残り、必要な助言を与える者として尊敬され、かつ、学者を代表するイコンとして老人は厚遇されてきた。しかし近年、身体・精神を飛躍的に改良する薬物や、遺伝子工学が社会主義圏及びアメリカで多用され、若い科学者がすぐに過去知を記憶できたり、老人が若い科学者の論文を理解できなくなった結果、老人はその一族の学会内部の権益を代表して学会内部政治活動は行っていても、直接的に学問に干渉することはなくなった。その事により老化した、かつての有名人を学会内部でからかいの対象とすることもよくあるようになった。しかし、蓄積知が有効な社会科学では、エキスパートシステムの構築時やデータベース構築時に助言を求められることもある。
ある国・地域において、高齢者が人口の7%以上を超えると高齢化社会、14%を超えると高齢社会と呼ばれる。日本では、1935年では4.7%で最低であったが、1994年では15.9%となり、高齢社会となった。今後も高齢化率が進み、介護ニーズも高まってくることが予想され、今後高齢者が日本社会にとって負担となるとする意見もある。
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時間とお金に余裕があり、また、認知症・寝たきりなどに掛かる高齢者に対する恨み・妬み・嫌悪から、高齢者に対する蔑視や高齢者虐待 (Ageism) が増えてきた。これを受けて、「年をとった、年寄り、高齢の」といった年齢を強調した表現を避け、「より経験豊かな、先任の」といった価値中立な表現を工夫して用いるような傾向が出てきている。たとえばoldではなく、senior (シニア)、eldery、agedなど。